『水生昆虫アルバム』の舞台、群馬県桐生市を流れるフライフィッシング・リバー、渡良瀬川をテーマにした展示会が開催されます。

渡良瀬川(本誌第117号より)写真提供:両毛漁協
開催日:9月7日、8日
時間:午前10時00分から午後4時00分まで 8日は午後3時00分まで
催し物:企画展「昔むかし渡良瀬川は桐生のどこを流れていたか」
内容:1〜2万年前の渡良瀬川の痕跡を展示
場所:桐生市有鄰館
桐生中心部地下に古代の渡良瀬川河床面
桐生の中心部で古代の渡良瀬川の痕跡を追う探索チームはこのほど、桐生市の協力を得て過去の土質標本の分析を行い、市立西小学校の地下5~9㍍、15~20㍍の層に旧渡良瀬川の河床面を確認した。また、深層部から出た植物片が5万年以上昔のものであることも22日に判明した。同チームはこれまで、工事現場などの比較的浅い層から面的に試料を採取し、推定1万~2万年前の渡良瀬川の流路の大枠を明らかにしてきたが、今回確認された地層はそれよりずっと深く、渡良瀬川が少なくとも3度にわたり、桐生の中心部を流れた可能性が見えてきた。(青木修記者)
… 分析の結果は、渡良瀬川系の砂粒が5~9㍍、15~20㍍の間で検出され、15㍍より深い所に渡良瀬川系の石もあった。宮崎さんによれば、いずれも河床面の跡だという。
さらに最も深い層からは植物片が見つかり、専門機関に放射性炭素測定(C14)を依頼したところ、22日、5万年よりも古いものであると報告があった。
企画展のご担当は、島崎憲司郎さんの「シマザキワールド」シリーズにしばしば登場する、フライフィッシングのよき理解者である青木修記者です。
フライフィッシングつながりで、渡良瀬川と桐生に前から興味はあるけど行ったことがない、という方はこの機会にぜひお越しください。有鄰館敷地の味噌蔵、醤油蔵は一見の価値ありです。『水生昆虫アルバム』に登場する両毛漁協管内の渡良瀬川、桐生川では、9月20日まで渓流釣りを楽しめます。

7日(土曜日)
時間:1午前11時00分から 2午後1時30分から
会場:味噌醤油蔵
催し物:昭和歌謡&ポップスショー
内容:音楽演奏
主催:ノスタルジクス
料金等:無料
7日(土曜日)、8日(日曜日)
時間:午前10時00分から午後4時00分まで 8日は午後3時00分まで
会場:塩蔵
催し物:企画展「昔むかし渡良瀬川は桐生のどこを流れていたか」(7日から8日)
内容:1〜2万年前の渡良瀬川の痕跡を展示
主催:桐生タイムス社
料金等:無料

渡良瀬川(本誌第117号より)写真提供:両毛漁協

桐生市内にて

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川
6月30日発行





