「おお、いい話です。」

読者さんから電話で、地元の川に迫っているやばい工事を、自然愛好家として座視できないと、アドバイスを求められた。自分の経験に基づいた情報を伝えた。

さっそく行政と工事業者さんと折衝したら、急転直下、なんと工事が止まったという。オショロコマの棲む沢とゲンゴロウ天国の池が当面助かった。

なんかオショロコマとゲンゴロウの役に立ったみたいでうれしい。

声をあげれば何かが起きる。

読者さんはこれを読んで電話をくださったのだった。

昨日、この話を水口憲哉先生に話したら、「おお、いい話です。」と喜んでくださった。「浅川のときは先生にやり方教えてもらいました。」と言ったところ、「わたしは背中押しただけですよ。〝やれば。〟って。」と。

やってやるって、の越中選手を思い出した。

重機で潰せば一瞬の命。あのとき、自分は自分が生きがいにしている川が潰されるのを、黙って見ていられなかった。だからしつこく食い下がった。相手は国交省京浜河川事務所だった。

今年の夏の思い出は、炎天下に泥底のドブ川みたいなとこへ立ち込み、なんだかわからない小魚の群れをフライフィッシングで釣獲調査するという、大変困難なミッションだった。

わたしは謎の小魚を見事釣り上げた。すると先生は「なんでオイカワがいるんだ!」と興奮しておられた。そっちに興奮するんだ、と思った。メガソーラーのこととからめて、次号の「フライの雑誌」に書きます。

[フライの雑誌-直送便] 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川
6月30日発行

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

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フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies

島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
新装版 水生昆虫アルバム(島崎憲司郎)
『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)
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