新しいフライロッドを買った/曖昧な日本の私

新しいフライロッドを買いました。5年前の私だったら見向きもせず絶対に買わなかったね、と言い切れるアクションです。
釣りという曖昧な遊びをつづけてきたなかで、道具の好みはあれこれうねうねと変わってきました。自分の好みが変わってもだれに迷惑をかけるわけでもないし。好みをだれに押しつけるのでも押しつけられるものでもないし。自分の嗜好をしばるのは楽しいときもあるけれど、面倒になれば脱ぎすてればいいだけで。
ぼんやりぐるぐる実篤先生の臨終みたいな春の日曜日、新しいフライロッドのバット部をなでなでしてみたりなんかして。