最新〈フライの雑誌〉第118号へ多大なるご協力をいただいた、上州屋八王子店さんからのお知らせです。
マシュマロ・ピューパ、クロスオーストリッチ、バックファイヤーダンなど、数々の名パターンを世に贈り出してきた島崎憲司郎さん。その島崎憲司郎さんの「シマザキフライ」に思い入れのある巻き場フライデーズメンバーが、様々なシマザキフライに焦点を当てて深く深~く掘り下げてタイイングする【シマザキフライ・タイイングミーティング】。
第7回目は、フライの雑誌第118号「シマザキ・マシュマロ・スタイル」が発行されたばかりで盛り上がり最高潮のマシュマロ特集です!! 題して「マシュマロ祭り!!」
記念すべき初回はこんな感じでした。回を追うごとにたいへんな盛り上がりです。たまたま都内へ出張のついでがあるから、一度お店へ行ってみたいという方も多いようですが、八王子は遠いです。でもむりくり来られても、そのかいはあると思います。
フライの雑誌 第118号で紹介されているマシュマロクイーンやBCMC(バイカラー・マシュマロカディス)、マシュマロボンバー、マシュマロスパイダーなど、マシュマロパターンのバリエーションを実際にフライを巻きながら紹介させて頂く予定です。
実演してくれるのは、第118号でもタイイングやキャプション解説を担当している井上逸郎さん。通称「みんなの師匠」。さいきんは「憲司郎さんのイタコ」と呼ぶ向きもあるようです。118号の桐生取材では粗忽な編集部のおおらかすぎる仕事を、全面的にバックアップしてくれました。というより、正直タイイングのページは井上さんがぜんぶやってくれました。たいへんお世話になりました。井上さんなしでは118号は作れませんでした。
編集部の意見では、井上さんのタイイング技術は超一流です。井上さんのフライが素晴らしいのは、テクニックのみならず、じっさい釣りに行った場数の多さに裏付けられていること。その信頼感は、ほかの師匠の追随を許しません。ほかの師匠ってなんだ。
フライはただレシピ通りに組み立てればいいというものではありません。ライズは会議室で起きるのではありません。ってだれかが書いてた気がします。川とタイイングデスクとの往復が、よく釣れるフライを生みだす母となります。
その点井上さんは、この夏編集部の地元の川へ週に五日もオイカワ釣りに来ました。またいた、井上さん、みたいな。春先の桂川では、編集部Hと井上さんは約束もしていないのに、三週連続で平日の違う曜日に、同じポイントでばったり会ったこともあります。きっと何かあるのでしょう。何かってなんだ。
というわけで、10.25(金)の【シマザキフライ・タイイングミーティング】は、みんなの師匠の技を堪能できるよい機会と思います。118号掲載のマシュマロフライへの質問にも、たちどころに答えてくれるはずです。当日は編集部も行きます。