10.25(金) 上州屋八王子店さんマシュマロ祭りの様子と、山田二郎さんの正体について

今から当たり前のこと言いますね。

フライタイイングは一日休むと、巻きカンを取り返すのに三日かかります。だから毎日巻かないと。

ま、そこまで人生賭けなくても、フライフィッシングは楽しいです。

(ここまで)

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10.25(金) 上州屋八王子店さん、マシュマロ祭りへ行ってきました。

118号で紹介した新作シマザキフライ、BCMC(バイカラーマシュマロカディス)について、シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオのアシスタントの山田二郎さん(島崎憲司郎さん似)から追いかけ情報をいただきました。

「誌面ではマイクロサイズと言っていますが、18番くらいまで余裕でいけます。14番以上はアンダーヘッドとポリハックルとの間にハックルを巻いても面白いですよ。CDCを入れたりとか。自由にやってみてください」

山田二郎さんと島崎憲司郎さんとの関係について、会場で聞かれました。「同じひと、なの?」

「獣神サンダー・ライガーと山田恵一の関係みたいなものでしょうか」

とわたしは答えましたが、ちょっと難しかったかもしれない。そこでシミズさんが、

「グレートムタと武藤敬司じゃないの」

とおっしゃったので、ああ、そっちのほうがいいですと思ったところ、井上師匠が

「タイガーマスクと佐山聡でしょう」

ともう一度メンディングされて、それがもっともわかりやすいね、という結論になりました。

上州屋八王子店さんのマシュマロ祭りは、好評により新企画決定とのこと。うれしいですね。

多摩地区方面は朝から豪雨にもかかわらず集まった釣り師たち。午後7時、マシュマロ祭り始まりました。手前は井上師匠の盟友、市村晃さん。今年は井上さんのマシュマロフライをたくさんお山へ持ち込んで、すんげえ釣った。ただでさえ釣るのにマシュマロ使われたらもうかなわんがな、とイワナがぼやいたらしい。

井上師匠のシマザキタイイングは、まず下敷きになるパターンを徹底的に研究する。マシュマロなら、たとえばマシュマロクイーンのオリジナルを巻き倒す。その数、常人に比肩するものでなし。そのうえで自分のアイデアをとりこんだパターンをああじゃないこうじゃないと工夫してトライアンドエラーを繰り返す。シーズン中はもちろん釣り場とタイイングデスクの往復、フィードバックを欠かさない。その数、常人に比肩するものでなし。

写真はシマザキスリットステージでパートリッジとCDCを重ねてマシュマロクイーンにぶっこむ井上さんアレンジ。リアル度が桁違いに向上する。

118号で紹介した新作シマザキフライ、BCMC(バイカラーマシュマロカディス)。これ釣れます。

当日の参加者のみなさまには小社のお土産を持ち帰っていただきました。おかげさまで最新第118号は早くもあちらこちらのショップさんから追加注文をいただいています。

いまはもう渓流釣りはオフシーズンですが、マシュマロスタイルのフライは管理釣り場やオイカワ釣りでも抜群に効きます。今のうちに試してください。

フライタイイングは楽器と同じ。毎日少しずつでも触るのが上達するコツではないでしょうか。

ツキノワグマは秋のドングリ採食で翌年夏までのエネルギーを蓄える-農工大

上は、農工大大学院農学研究院自然環境保全学部門の小池伸介准教授、東農大地域環境科学部森林総合科学科教授で、『ムーン・ベアも月を見ている』著者の山﨑晃司さんらによる研究。

研究の過程については同書でも触れられています。

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フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

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フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌-第114号特集◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング シマザキフライズへの道 島崎憲司郎
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フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
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『葛西善蔵と釣りがしたい』
葛西善蔵と釣りがしたい