一昨日は、片道4時間の単独ドライブ出張だった。往復8時間をずっと80年代歌謡曲を熱唱して、まだまだ全然いける。わたしの青春は80年代だったことを再確認した。実に40年前である。
それでちょっと思い出したが、若いころ会社のノンケ同僚5、6人で、二丁目に行ったことがある。
郵便局の裏あたりのバーへ、飛び込みで入った。カウンターの向こうで、細マッチョ、短髪、日サロ肌のおねえさんが、僕ら一見さんを迎えてくれた。
飲み物が出てカンパイした後、そういうシチュでよくあるように、おねえさんは「お兄さんたち、二丁目は初めて?」でトークの口火を切った。スーツ着たサラリーマンの僕らの性的魅力について、おねえさんによる一人一人の品評がはじまった。
若かったせいか、概ね好感触。まるでスーツの下を透視する能力を持っているかのような、舌鋒生々しい、おねえさんの赤裸々なコメントはいちいち気が利いていた。さすがプロだ。
性的対象として見られ慣れていない同僚たちは、端から身悶えさせられていった。次は俺だと、わたしは内心ドキドキして待っていた。
ところがおねえさんは、わたしだけチラ見して、「あんたはダメ」でおしまい。
あれはけっこうショックだったな。
いまだに(なんで?)と思ってる。
なんで俺だけ?
別にいいけど。
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ところで、寒いです。とつぜん冬将軍がやってきましたね。
うちの編集室は古いため、常にどこからかすきま風が入ってきます。
しかもわりとびゅうびゅう吹きすさびます。屋内なのに。暖房はもったいないのでできるだけ使いません。
だから厚手の防風フリースを着込んで、かつ、頭からすっぽりとフードをかぶった状態で仕事しています。
立ち机なんで気分は完全にアウトドアです。
冬山か。

北海道の仲間に、今年でかいのを釣ったマシュマロフライを送ってもらった。第118号のマシュマロ特集でオホーツクの男が紹介してくれているフライの現物。濡れてるようなレベル。いわゆる極生。

金曜日に八王子の仲間たちのところへ持っていきます。

師匠に習ってわたしが巻いた超やばいの(でも絶対釣れるやつ)も持っていって、顰蹙を買い集める予定。

残り少なくなってきたレアもの単行本『バンブーロッド教書[The Cracker Barrel]』のカバーと帯を新品に交換して出荷します。編集人は若い時分にくまざわ書店さんのアルバイトで仕込まれたのでこういう作業は得意。のはずなのですが…



なんかもう今年終わっちゃったみたいですが、フライの雑誌社2019年の成果物です。すべて読者の皆様のご支持とご協力のたまものです。心から感謝申し上げます。これからもよろしくお願いします。

『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄


「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです。


フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川







