
1月
①クマの単行本『ムーン・ベアも月を見ている』(山﨑晃司著)の最終確認。クマのイラストが好評。「イラストレーターはどなたですか」と多方面から聞かれた。人間です、とモゴモゴと返しておいた。ものすごいギャラを提示されて「クマ以外のイラストも描いてください」とオファーが来たらどうしよう。
②③クマの本と並行して〈フライの雑誌〉第116号も編集大詰め。特集は「小さいフライとその釣り」。早春にふさわしいミッジサイズフライにまつわる色々を集めてみた。すんごく面白い。こんな時代にフライフィッシング専門誌が採算的に成り立つわけないんだから、好きに作るしかない。100年後の釣り師が手にとってくれて「100年前にもバカな釣り師がいたんだなあ」と呆れてくれるのが私の夢。たぶん叶うけど。
④作業に疲れたので中津川の管理釣り場へ一人で出かけた。タバコのテイスターは休み時間に手持ちのタバコで一服するという。
2月
⑤つり人社さんが川崎で開いたイベントへ一般有料のお客さんとして行った。先方はこういうの嫌だろうなと思う。月刊つり人の八木編集長とランチ。さすが色んな釣りをしている。
⑥『ムーン・ベアも〜』の出版を記念して妻がサプライズケーキを用意してくれた。「読んだらすごく面白かったし」だって。涙でるぞ。
⑦つるや釣具店さんのハンドクラフト展へ。毎年この時期はカゼをひいている気がする。
⑧三陸吉浜漁協の春わかめ。湯通しするとまあ不思議。なんでこんなに鮮やかなのよ。
3月
⑨解禁である。なんのために生きてると思ってるんだ。
⑩うちの池のヒレナガゴイが忽然と姿を消した。鳥か猫か。暴れんなとか言わないで、もう少しやさしくすればよかった。
⑪桐生の島崎憲司郎さんのスタジオへ。〈Shimazaki Flies シマザキフライズ〉は着々。好きの虫のやることは誰にも止められない。これが表に出たら国内外を問わず業界筋の人はみんな青ざめる。逆に一般の釣り師は拍手喝采間違いなし。そういうのがあとの世の中に残る本物です。
⑫釣りが不首尾だと、家族への不機嫌を隠しきれない。いまの俺に「釣れた?」とか聞くんじゃないよ。 →続く

5年ぶりに普段使い用メガネを作り直したら、矯正視力0.2しかでていなかったことが判明。ひゃあ。よく20ヤード先の28番フックとかでオイカワ釣ってたなぁと思うが、あれは心眼。ちなみに運転用、マジ釣り用の度付き偏光メガネは別途あります。
渓流や湖の釣りでは偏光眼鏡がないとマジで危ないです。魚やフライではなく、水中の石や段差を見るための必需品。眼鏡っ子がコンタクトや眼鏡なくすと即遭難。ゾッとします。度付き偏光にしてサブ眼鏡をバッグに入れておくのが安心。山に入るならサブ眼鏡は車に入れておいても意味なしです。メガネはほんとにね、命に関わることだから。

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄



なんかもう今年終わっちゃったみたいですが、フライの雑誌社2019年の成果物です。すべて読者の皆様のご支持とご協力のたまものです。心から感謝申し上げます。これからもよろしくお願いします。

『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。


「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです。


フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川







