同じ魚を狙って、「実際はマシュマロで釣れちゃいますけどね」と、「実際はガガンボで釣れちゃいますけどね」が、ときに両立するから、フライフィッシングは面白い、と言えるはず。
〈釣れないフライはない。だけど、釣りたくないフライはあるかも。〉
くらいでいいかな〜、と自分は思います。
マシュマロだってガガンボだって色々だし!
第73号(2006年)で「釣れるフライ、釣りたいフライ」特集をやりました。あれは面白かった。
一番大切な事は、みんなに川が好きになってもらうことです。川が好きで、しょっちゅう川を見ていると何か不自然なことがあれば、何か変だな!と感じます。何か変だな!と感ずることが川を良くする第一歩です。(「みんなの浅川」 p.63)
何か変だな!と感じて調べたら大規模な砂利採取工事だった。の顛末がリンク先。
魚雷さんには「みんなの浅川」のお礼として、「葛西善蔵生誕130年特別展」の図録(青森県近代文学館発行)を、後日見せてあげると約束した。