3/18付の桐生タイムスさんで「フライの雑誌」と「マシュマロスタイル」「シマザキフライ」が大きく紹介されました。
格調高い書き出しは桐生タイムスさんならでは。
ご紹介ありがとうございます!
世の中いろいろ気ぜわしくても、川には折々の風情があり、立ち寄る人を黙って迎える深い懐がある。堤防をひたすら歩く人、川釣りの解禁を待って繰り出した人びとが共存する渡良瀬川でいま、最先端の話題を拾うなら、フライフィッシングのシンプルフライだろう。主役はマシュマロスタイルという魅力的な名前を持つ。
これを特集した「フライの雑誌」の118号(2019年秋冬号)と119号(2020年春号)は、2号続けてアマゾンの釣り雑誌部門の売れ筋ランキングで1位に輝いた。とにかく釣れて、釣り人の創意工夫で限りなく可能性が広がるというすぐれものだとか。
いったいどんなものなのか、詳しい解説は専門誌を読んでもらうとして、見るものの心をくすぐる表紙の毛鉤たちはすべて、桐生発である。
同誌の堀内正徳編集長の協力を得て、豊かな顔ぶれにご登場願った。
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マシュマロスタイルのフライ(毛鉤)は、島崎憲司郎さん(シマザキデザインインセクトラウトスタジオ、桐生市在住)のオリジナルデザイン。シンプルで愛らしく、簡単に作れて、魚がよく釣れることで注目されてきた。第118号で多くの実例が紹介されてあらためて話題になった。
マシュマロクイーン
中大型の昆虫を模したフライ。インセクトラウトスタジオのアシスタント山田二郎さんが、第118号で作り方を解説している。全国の釣り人が釣った魚の写真も多数掲載。
SBガガンボA
渡良瀬川、桐生川をはじめ日本の河川に生息して魚の餌になっている水生昆虫、ガガンボをイメージしたフライ。よく釣れますよ。シマザキフライの最新作。第119号掲載。
マシュマロのバリエーション
激流でもよく見えるように、長い足が魚を誘うようにと、釣り人の様々なアイデアを形にできる。そんな遊び心もマシュマロスタイルの人気の理由のひとつ。第118号掲載。
「島崎憲司郎さんによるフライデザインの仕事の総決算〈シマザキフライズ〉プロジェクトは鋭意進行中です」
(桐生タイムス 2020年3月18日夕刊)
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