いまから小田原市さんを絶賛します。
小田原市内水面漁業活性化協議会について
小田原市内の内水面漁業の活性化を図るため、平成29年11月に「内水面漁業活性化に関する検討会」を立ち上げ、酒匂川漁業協同組合及び早川河川漁業組合の運営を健全化して、今後も組織を存続させることで、組合それぞれの機能を十分に発揮できるよう、活性化支援策の策定に向けて取り組みを行ってきました。また、令和元年度から国の補助制度を活用し、小田原市内水面漁業活性化協議会を設置し、増殖行為の共有化、半天然魚の飼育、新たな情報発信等の取り組みを進めてきました。
わけわからないお役所文章だけど、小田原市が税金使って、「酒匂川及び早川に生息する河川生物の紹介、内水面漁業協同組合の活動内容、川釣りの簡単な紹介、組合員の募集など、川釣りに関する情報」をまとめる仕事をしました。このたび大公開。
パンフレット「川釣りに行こう」がめちゃくちゃしゃれている。今すぐPDFでダウンロードを。「もっと知りたい川魚のこと!」ページの魚種紹介に惚れた!
パンフレット「川釣りに行こう」 PDF形式 :8.3MB
川釣りに興味を持って、釣りに行きたいな、となったら、釣り道具が必要だ。お試しだし、最初はレンタルでもいいかな。釣り具のレンタルなんてあるのかなあ、という方には、用意してますよ。
ヤマメ・ニジマスのつり具無料レンタル PDF形式 :2.2MB
そしてそして、どこで釣ればいいのかな? という肝心な疑問にももちろん、答えてる。分かりやすい!
川釣り場ガイド PDF形式 :7MB
さらには〝川の守り人〟である内水面漁業組合員の募集も。
組合員募集のポスター PDF形式 :2.2MB
地方行政が地域の釣り文化の維持振興のために、国の助成金を利用しながら、おおやけの仕事としてトータルでケアしたことに大きな意味がある。釣りを始めたい子どもたちも、釣り人も、漁協も、地元の商店も、観光業も大喜びだぜ。
川の魚たちだって、こうやって人間から注目されることで、快適な棲み家を担保してもらえるはず。ただ釣られるばかりじゃないんだよ。
〈小田原モデル〉として、全国に波及してほしい。
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上についてもっと知りたい方は、
令和元年度 水産庁補助事業
「やるぞ内水面漁業活性化事業」成果報告会 講演録
をどうぞ。88ページには以下のような文言もあります。
「…雑魚釣りの復権をしたいという思いを強く持っています。私は関東の人間なので、ヤマベ釣りとかハヤ釣り、昔あった寒バヤ釣りなど。30センチの尺バヤなんていうのは、久しく釣っていないので、そういうのができるような釣り場の復権もできればと思います。
また、これは水産庁としてもいずれお話しできると思いますが、子ども釣り場みたいな話があります。需要拡大だとか、将来に向かって、未来に向かって子供の釣り場が必要ということは、随分昔から声はありましたが、誰も手が付けられないということだと思います。この事業の範囲内でもできる取り組みがあれば、個人的にはぜひ見てみたいなと思います。」
櫻井政和(水産庁増殖推進部栽培養殖課)
雑魚釣り! 子供釣り場! それわたしも大好物です!