「今は来ないで」岡山県は大炎上、島根県は絶賛
……明暗を分けたのは“言い方”?…ものは言いようだ。「来たら後悔させてやる」と言わんばかりの発言をした知事には抗議が殺到した。「会いたいからこそ、今は『会わない』ようにしませんか。それが収束を早める」と訴えた県には、「素敵なメッセージが心に響いた」と賛意が寄せられた。…
いずれ感染症が収まれば、外出自粛で景気や社会活動が低迷した分、観光客や定住者の誘致が課題になるだろう。しかし「今の言動が地域のイメージを左右し、後になって明暗が分かれるのではないか」と指摘する声もある。
(文春オンライン 2020/05/04)
その通りですね。「コロナ禍が収まったらぜひとも○○へ行きたい」ではなく、「コロナ禍が収まっても○○には行きたくない」と言われるのでは、観光地にとっての死活問題です。まったくもって、ものは言いようですね。発言者のお人柄の問題でしょうね。
首都圏近郊の人気釣り場における「緊急事態宣言」への対応を整理しました。
///
河口湖漁協 (2020/4/29)
☆緊急☆河口湖は令和2年5月01日から5月06日(状況により延長あり)まで遊漁(釣り)禁止になります。
山梨県長崎知事の「感染拡大の勢いは依然と衰えず、県内も4月に入って感染者が急増するなど、非常に深刻なステージ。県民の命が危険にさらされてる状況にあると言って過言ではない。」との議案説明を鑑み、河口湖での遊漁(釣り)を令和2年05月01日から05月06日(状況により延長あり)までの間、禁止といたします。また、釣り人専用駐車場においても令和02年05月01日からの遊漁(釣り)禁止期間は駐車禁止といたします。
☆その他決定事項
① 遊漁(釣り)禁止期間にかかるシーズン券(3カ月券)、年間遊漁券をお持ちのお客様は、お客様の希望により日割り計算での返金対応をさせていただきます。河口湖漁協事務所までその券をお持ち下さい。
② 令和2年04月26日以降のシーズン券(3カ月券)、年間遊漁券の販売はしばらくの間は販売停止となります。取り急ぎのご連絡となりますが、ご理解ご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
///
中禅寺湖漁協 (2020/4/28)
本日、県からGWに向けた感染拡大防止策として「県営駐車場の閉鎖」を実施する旨連絡がありました。このため、釣り客の皆様の駐車スペースを確保することが困難になります。また、一般の方々から日光市役所に対して、中禅寺湖に釣り客が来場することについて不安視する声が届いております。
これらの状況を総合的に考慮したところ、釣り客の皆様、組合員及び地域住民の安全確保を最優先事項と認識し、GWに向けた感染拡大防止策を強力に推進する上でも、下記のとおり一定期間遊漁券の発行を中止することといたしました。
中禅寺湖での釣行を楽しみにされている釣り客の皆様方をお迎えすることができず、組合といたしましては断腸の思いです。釣り人の皆様方におかれましては、今回の対応につきまして何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。1 日も早く事態が終息するとともに、新型コロナウイルス感染に伴う皆様方への被害が最小限に留まるよう願っております。
なお、組合員の漁業につきましても同様に中止することを申し添えます。
///
芦之湖漁業協同組合 (2020/4/25)
神奈川県や箱根町でも来る大型連休に向けて観光の為の外出を自粛、県をまたぐ行動の自粛、GWには自宅にいてくださいと強い要請があります。また、JGFA(ジャパンゲームフィッシング協会)では釣り人に対し強いメッセージが発表されています。
「緊急事態宣言期間中の釣行はお控え下さい」
国民全ての大切な生命を守るため、これ以上の感染拡大を防ぐために更なる個々の意識を高め生活圏外からの移動自粛を徹底し、世界及び国家レベルの苦難を乗り越えるべく、皆様のご理解ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
///
養沢毛鉤専用釣場 (2020/4/8)
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の発出に伴い、当面の間休業いたします。営業再開につきましては、「ようざわ便り」にてご案内いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
///
西大芦漁協 (2020/4/23)
現時点での、当漁協のコロナに対する考え方は以下のとおりです。ぜひ、来てくださいと言える状況ではありませんが、県から指示があった以下の点に気を付けて釣りを楽しんで下さい。
(県からの指示)
・感染防止策(手洗い、咳エチケット等)を講じる
・三密(密閉、密集、密接)を避ける
・必要最小限の人数で活動する〇放流については、公示通りに実施します
(理由) ※詳細に記述
〇当管内での釣りについて、漁協から自粛をお願いすることはできないと考えます。
(理由:漁協の考え方) ※詳細に記述
(理由:漁協の権限) ※詳細に記述
(理由:県の指示) ※詳細に記述注意)これらは、あくまでも当漁協の考え方です。漁協によって状況は異なりますので、これをもって、他の漁協にああしろこうしろなどとは決して言わないようにお願いいたします。
///
西湖漁業協同組合 (2020/4/14)
【禁漁期間のお知らせ】!
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う各自治体からの外出自粛要請を鑑み、当西湖漁協は、4月25日(土)~5月6日(水)までの間、全面禁漁となります。釣りを楽しみにしている皆様方には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。
尚、西湖湖畔でのボート屋(釣舟)さんも4月18日から5月6日まで、全店休業となります。
コロナウイルスの早期の終息を願い、今まで通りの釣りが楽しめるよう願うばかりです、ご協力をお願い致します。
///
漁協は遊漁規則で遊漁者の釣りを制限します。遊漁規則によらない「釣り禁止」に法的根拠はありません。
///
〈フライの雑誌〉編集部/堀内の、5月4日時点での考え方は、4.27付けの本欄での発言どうりです。2月29日時点ではこうでした。たった二ヶ月で自分を取り巻く世界の色合いが変わってしまった感があります。
とてもくやしいです。
ですが、たとえ世界がどうなろうとも、他人様へ「こうあるべきだ」、「こうするべきだ」と、なにごとかを強制する立場はとりません。(「自粛」に関する個人的な考え方はこちらです。それこそものは言いようでしょ!と怒られそうですが、すみません。こういう言い方しかできないんですよね。)
釣りはどこまでいっても個々人の楽しみです。
とにもかくにも、釣り人は自分の行動は自分で決めましょう。
///
ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。