素晴らしいヒト、モノ、コトを探して素晴らしいと言い続けます。
どんな時でもこころの中は晴れ晴れと。
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なぜ彼らはそこまでしてパチンコがしたいのだろうか。
「コロナ禍においてもパチンコに押し寄せる人々のことを、多くの人は理解できないかと思いますが、アンケート調査の結果からも明らかなように、この問題を個人の意志の弱さや、モラルの低下といった批判だけでなく、ギャンブル依存症の側面からも考えて頂きたいと思います」
自粛下でパチンコに行くことが単に道徳や倫理の問題ではなく、精神保健的問題である可能性を伝えていくことも大切です。
ともすればStay home運動が美しく語られていますが、実は都市部ではけっこう苦しいものである
パチンコ店でいつ集団感染が発生したのかとか、見出しがずいぶん大上段ですね、とか思うところはあるけど、内容はギャンブル依存症へのまっとうな問題提起の記事。
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「なぜあなたはそこまでして釣りがしたいのですか?」
(小さな声で)
「大きなお世話です。」。
依存症患者の定番。
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こういう内容でウケるとホッとする。うちの読者さんへの信頼深まるばかりです。
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知り合いの森哲平さんが徳島でやっているフードストレージの活動にほんの少し協力した。
申し訳ないけど貧困を身近に感じたことが今までの人生でなかった。近年で社会の事情が漸次逼迫しているのも含めて、自分は見ないようにしてきたんだと思う。
自分が若い頃の窮乏生活は、自分で求めて遊んでいた「ごっこ」にすぎない。畳は腐っていても、四畳半の城はあったし、働こうと思えば働けた。なにより大山昇太みたいに、根拠のない希望があった。
森さんのレポートを読むと、現在の貧困には希望が見えない。
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鬼滅の刃:「人の役に立ちたい」、Dr.STONE:「お役に立ちたいんだよう」、進撃の巨人:「心臓を捧げよ」。滅私奉公はいつの時代も大人気だ。かんべんしてください、とうつむいてひとり水辺へ向かう。
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2011年の3.11のあとの一冊目。フライの雑誌-第93号(2011)特集◎東北へ行こう!の編集後記。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。