昨日は三沢光晴選手の命日だった。かっこよかったなあもう。
ふと気づくと、自分の父親の享年も、三沢光晴選手の享年もかるく越え、創刊編集長の享年にも手が届きそう。馬齢を重ねてといったら馬に失礼だ。馬ならとっくに死んでる。
歳をとるにつれて、自分の年齢と為した仕事との関係がどんどん怪しくなってきた。水の流れに巻かれるままで今ではもう何がなんだか訳がわからない。前後不覚のもみくちゃ。
こんなんでいいのか。いいわけないじゃないか。お前なにやってきたんだ。こっから先もうちょっとどうにかなるのか。予定と違うじゃんよ、どうするの。もちろんどうしようもない。
気にしないほうがいいみたい。
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コロナ禍とやらのおかげで、ファッショのお先棒を進んで担ぐ人物が、身の回りから炙り出されたのは良かった。まあだいたい予測通りだったのと、意外とそうでもなかったのと。
釣り人だって頭の中はいろいろだ。
気にしないほうがいいみたい。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。