雑誌の編集作業が始まると夜も朝も昼も一升餅になる。ひとつながりになって、ずるずるどんどん、腹いっぱい。
作業中はまともに寝られず、随時ベッドに転がって(うちは布団だけど)気を失う毎日が、一ヶ月くらい続く。まあ仮眠だが、慣れたせいか、若い頃に比べて仮眠の質が上がった。
仮眠といえば、夏眠する肺魚に憧れていた時期があった。光合成する植物もちょっとうらやましい。そういう人は多いらしい。
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再開で大盛り上がり中の昨夜のペリカン時代さんで。
「えーとほら、あれ何でしたっけ、音楽のサブスクとかでアルバムの曲順が勝手に変えられちゃうやつ。えーと、クラッシュ、スラッシュ、フラッシュ、あー、」
「あー、」
「えーとえとえとえと」
(二人で両手を上げて前方の虚空をかき混ぜる仕草)
「シャッフル!」
「それよ!」
あれはよくない機能ですね、
作り手も聴き手もばかにしてますよね、
で一致。
言ってることは間違ってないと思うけど
出てくるまでが長かったのが情けない感じ。
「シ」と、「小さいツ」しか合ってなかった。

なんていうか何やっても社会的にうまくいかなくて自己肯定感ゼロの俺が、俺なりに熱量こめて巻いた下手くそな毛鉤で魚が釣れると「生きててよかった俺!」感にまみれます。
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書籍版品切れです。増刷の問い合わせをいただきます。私どもの規模では500部の行き先が見えていれば重版なのですが、その500部が剣ヶ峰です。電子版でお楽しみください。

『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。
フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。


FLY: M-REX (Marshmallow Rex) Hook:TMC811S #3/0
tied by Kenshiro Shimazaki
photographed by Jiro Yamada
#ShimazakiFlies #flyfishing


フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ シンプルで奥の深いガガンボフライは渓流・湖・管理釣り場を通じた最終兵器になる。オールマイティなフライパターンと秘伝の釣り方を大公開。最新シマザキ・ガガンボのタイイング解説。|一通の手紙から 塩澤美芳さん|水口憲哉|中馬達雄|牧浩之|樋口明雄|荻原魚雷|山田二郎|島崎憲司郎

シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオのアシスタント山田二郎さんによる〈シマザキ・ガガンボ〉最新版のタイイング。ストレッチボディとマシュマロファイバー、CDCで構成されている。シンプルでユニーク、使い勝手は最高。119号で紹介。
2019.12. 26.桐生にて

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄


「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです。

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川



