高円寺ペリカン時代さんで買った荻原魚雷さん特集の「些末事研究 第五号」。少しずつ読むつもりが止まらず、一瞬で読み終えてしまいました。
そして実は私、いまのいままで分かってなかったんだけど、魚雷さんについて寄稿してる原さんが参加されてたという〈THE青ジャージ〉の第一作CD持ってる。さっき机の横の棚を確認したらやっぱりあった。
東高円寺で一人暮らしを始めたころのお気に入りで、何度も何度も聞いていた。全曲ばっちり覚えてる。CD越しに30年前に会っていたんだな。町へ出ようワルツ探しに。赤い服青い服立派な服。そういう時代だったんだな。
なんか繋がった。今度CDお店持っていこうかな。ていうか、記憶力悪すぎるし、勘が鈍すぎるな俺。
〈フライの雑誌〉第120号掲載の荻原魚雷さんの連載のタイトルは、「釣れん文士 山口瞳」です。
「釣れん」? わかる人にはすぐわかると思いますが、このタイトルは前回第119号の「安吾の無頼フィッシング」が読者さんからウケたことで、魚雷さんが気をよくした結果の、だじゃれ路線の継続だと思われます。
///
フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。