FM桐生「You’ve got Kiryu!」2020年8月3日ゲスト:フライタイヤー 島崎憲司郎さん(パーソナリティ 小林隆子さん)

FM桐生さん「You’ve got Kiryu!」8.3放送回に島崎憲司郎さんが出演しました。

最初っから最後まで飛ばしっぱなし。完全に話芸の域です。放送から一部を書き起こしてみました。

前回の放送の最後の方でアシスタントの山田がくだらない曲を弾いて「シマザキさんが弾くともっとドロドロしてる」なんて失礼なことを言ってましたが。

小林隆子さんの声はヘレン・メリルに似てるってホリウチくんがツイッターかなんかで言ってた

桐生タイムスの青木修さんが「水生昆虫アルバム」を見て25年くらい前にうちに初めて取材に来た時、うちにあるコンデ・エルマーノスを聴いて「なにがなんでも私もこれが欲しい」と言い出して、20分後には市内のギター屋さんで買ってた。

ギタリストの長谷川きよしさんはもともとフラメンコギターをやってらっしゃったんです。フレットを見えていないんだけど音がものすごく正確。 イントロ10秒で女の人はみんなコレ(不明)になっちゃう。

コロナで皆さんアルコールで消毒していますでしょう。必ず大量に手荒れの人が出ますよ。私もフライタイイングで使ったアセトンで酷い手荒れになりました。何を触っても痛いんだけど唯一触れた毛ばりの材料がダチョウ。オーストリッチっていうんです。

ダチョウの羽をただハリにぐるぐると巻きつけて往復させただけ。それが異常に釣れるんで、釣り人の間で話題になっちゃっいましてね。今は皆さん使ってらっしゃるみたい。ダチョウの羽は一番原始的な羽、恐竜の羽に近いらしいですね。恐竜はダチョウの親玉みたいなものなんじゃないですかね。

普通は両手が使えなくなったらフライタイヤーなんて廃業しますよ。でも私の場合はダチョウの羽のおかげで釣りができた。「フライの雑誌」にそこらへんのことネタにして書いてますけどね(笑)

若い頃に私はクルマ売っ飛ばして欲しかったギターを買っちゃったんです。そうしたら親族会議になって、釣りかギターか、どちらかにしろって言われた。それで釣りにしたんです。

さりげなくクロスオーストリッチの誕生話まで織り込んでいらっしゃいます。それにしても釣りかギターか選べと言われて釣りにしたとは、いやあ、なんて素晴らしいご選択だったことでしょう!

前回の放送分は「フライの雑誌」第120号に書き起こし掲載しています。

FM桐生「You’ve got Kiryu!」2020年8月3日ゲスト:フライタイヤー 島崎憲司郎さん(パーソナリティ 小林隆子さん)

以下、過去記事から島崎憲司郎さん語録bot.

「物事は単純なものほど応用範囲が広い。」

MCDCテクニック 人造CDC効果とその応用例 島崎憲司郎
フライの雑誌-第20号(1992)品切

「ウグイ、オイカワ、タカハヤは子供の頃からの友だちだからね。これだって釣り方次第では中々オツなモンですよ。」

Shimazaki World 番外編 島崎憲司郎2008
フライの雑誌-第83号(2008)

「僕は雑種の子犬みたいなフライを作りたいの。血統書付きのエラそーな犬じゃなくてさ。雑種の犬ってそれぞれに個性的で何となく愛嬌があって憎めないヤツが多いんだよネ。」

Shimazaki World 番外編 島崎憲司郎2008
フライの雑誌-第83号(2008)品切

「具体的な生き物を写実的に模すのではなくて、本質的な部分をズバリと突くために特徴をわざとボカしているわけです。見る側の欲目次第で色々なイメージを生成する。」
「フライというのは魚の欲目を利用する罠なんです」

〈水面下の心理へ〉 島崎憲司郎×戸田ツトム(2006)

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 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行) おかげさまでフライの雑誌-第120号は前号より初回出荷数が増えました。うわぃ!(喜んでおります)

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書籍版品切れです。増刷の問い合わせをいただきます。私どもの規模では500部の行き先が見えていれば重版なのですが、その500部が剣ヶ峰です。電子版でお楽しみください。

フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

FLY: M-REX (Marshmallow Rex) Hook:TMC811S #3/0
tied by Kenshiro Shimazaki
photographed by Jiro Yamada
#ShimazakiFlies #flyfishing

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ シンプルで奥の深いガガンボフライは渓流・湖・管理釣り場を通じた最終兵器になる。オールマイティなフライパターンと秘伝の釣り方を大公開。最新シマザキ・ガガンボのタイイング解説。|一通の手紙から 塩澤美芳さん|水口憲哉|中馬達雄|牧浩之|樋口明雄|荻原魚雷|山田二郎|島崎憲司郎

シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオのアシスタント山田二郎さんによる〈シマザキ・ガガンボ〉最新版のタイイング。ストレッチボディとマシュマロファイバー、CDCで構成されている。シンプルでユニーク、使い勝手は最高。119号で紹介。
2019.12. 26.桐生にて

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

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フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌-第114号特集◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング シマザキフライズへの道 島崎憲司郎
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON