仕事が忙しくて全然行けなかったけど、しばらくぶりにフライフィッシングを再開しました、〈フライの雑誌〉も再開するよ、という声をここにきてよく聞きます。とてもうれしい。
仕事に追われてストレスためて早死にするのはばかみたい。仕事は適当に流して、釣りでもして一度の人生を楽しく生きようとする方が増えつつある、高度成長期以来の価値観がひっくりかえりつつある、と勝手に理解しています。とうぜん疫病の流行も影響しているでしょう。
国の経済が伸びなくたって、健康で食べていければ、楽しい釣りができるならそれでいい。ボジョレー・ヌーヴォーに一本1万円も払って成田空港まで行って世界で一番早く飲まなくたっていい。(そういう時代が本当にあったんですよ! 江戸の庶民は初ガツオに30万円払って仲間内で分けてたらしいけど。)
世の中はむしろ望ましい方向に向かってるんじゃないでしょうか。
すぐそういうこと ↑ 言いたがるおっさんは放置しておいて、こういう ↓ 記事が最高に面白いです。
じゃあ今年効いたフライを振り返っていきますか。
もしフライ始めたころの自分がいま欲しい情報ってなんだろう。
そんなわけでこのブログは釣り場情報は全く出ないけど釣れたフライは出してたり。
【釣り】2020年 今年釣れたフライ一覧と今年の釣りのまとめ【情報】
いまフライの雑誌社でフライフィッシング入門書をだすなら、どんな構成にするんだろうと、ふと考えました。びっくりするくらいシンプルなものになりそう。メインは楽しい感じのイラストだと思います。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。