おぬし、できるな。

〈フライの雑誌〉では、特段の理由がない限り、ポイント案内の記事は載せないし、釣り場の名前も出しません。

だから超マイナーな場所の写真だけ見て、ポイント出した! って言ってくる方には(かなり希少です)、よく分かりましたねえ! ってむしろ感動します。ほんとよく分かるもんです。

おぬし、できるな、って感じ。

自分も釣り場は一回行けば、景色が脳にインプットされて忘れない。この特殊(?)能力を釣り以外のことに活かせないものか。

たとえば、北海道の湖の、林道ゲートから30分歩いた流れ込みの、湖へ腰の高さでウエーディングしていった先の15メートルくらい沖合にある、〝石〟の話で、東京都在住の釣り人と、八王子のココスで盛り上がったことがあります。

「ああ、あの二つ並んだ〝石〟を知ってるんですか。」

「もちろんですよ。左っ側のは乗るとツルツル滑るんですよね。」

「おお、」

という会話をできたので、野津さんと仲良くなった。

認められました。

おかげで第120号に、ものすごい大物釣りの記事と、特集人気ナンバーワンの「中禅寺湖にて 七つの戒め」を書いてもらえました。

というわけで、なごみ店長によると、芦ノ湖が釣れてるらしいです。

このカットなんか、きわめて分かりやすいほう。行った人なら全員わかる。その後の台風で渓相がまったく変わってしまったらしい。

いいヤマメだった。

120号のものすごい大物釣りの記事。

元気でました。うれしい読者カードをありがとうございます。

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 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

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書籍版品切れです。増刷の問い合わせをいただきます。私どもの規模では500部の行き先が見えていれば重版なのですが、その500部が剣ヶ峰です。電子版でお楽しみください。

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『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行)

フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

FLY: M-REX (Marshmallow Rex) Hook:TMC811S #3/0
tied by Kenshiro Shimazaki
photographed by Jiro Yamada
#ShimazakiFlies #flyfishing

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ シンプルで奥の深いガガンボフライは渓流・湖・管理釣り場を通じた最終兵器になる。オールマイティなフライパターンと秘伝の釣り方を大公開。最新シマザキ・ガガンボのタイイング解説。|一通の手紙から 塩澤美芳さん|水口憲哉|中馬達雄|牧浩之|樋口明雄|荻原魚雷|山田二郎|島崎憲司郎

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON