フライフィッシングで家庭円満

この三、四日どうも気分が晴れなくて、しごとも進まない。

朝の散歩でたまたま、ぼーっと歩いている近所の子どもを見かけた。なかば八つ当たり気味に、「ちゃんと顔洗ったか。歯もみが……」と声かけして、即走って逃げられるなど、あまりよくない傾向だった。

釣りしてないせいだな。

ということで、昨日の夕方は、台風の影響による増水がまだ残る川で、オイカワのフライフィッシング。

ウエーダーを履いても川の中にはふかく入れないため、岸際からスペイっぽいロングキャスト。

スイングしなけりゃ意味ないぜ。

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「橋の上から見て、〝なんか丸まっこい人が川に入ってるなぁ。水多いのに。〟と思って通りすぎたけど、まさかうちの夫とは。」

と妻に言われた。

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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。