みなとみらいへ間違えて/樋口明雄氏『クライム』

昨日は八景島へ行かなければならないところを、間違えてみなとみらいへ行ってしまいました。面会10分前に受付で間違いを教えられたときは顔面蒼白。約束の3時間も前に着いて、取材の復習をみっちりやってそれでも時間が余って、優雅なコーヒータイムだなぁ、MM21っておしゃれだなぁ、などと余裕をこいていたのであほ極まりない。あわてて移動。終電で帰京。たいへん興味深い取材でした。
一昨日、『フライの雑誌』にも連載中である樋口明雄氏の書き下ろし長編『クライム』(角川春樹事務所)を読了。夕食後ちょっとだけのつもりが止まらなくなり一気に最後まで。この作家の手ならではの新しいダークノワール。独特のセンスある筆致と読後のカタルシスに満足。雪崩の風圧を感じる。
樋口明雄の『晴耕雨書』
『クライム』(角川春樹事務所)