ママの手は魔法の手という歌があったが、自分の手はおばあちゃんの手である。
子どもの頃から、手のひらの小ささで同級生に負けたことがない。
女の子とはあまり比べたことはない。手のひらの大きさを比べるためには、それなりに親密な間柄になる必要がある。(とわたしは考えるたちである)
比べた中では、相手の女の子の手よりも、ことごとくわたしの手のほうが小さかった。
「手小さいね。」と女の子に言われると、わたしの返答は決まっていて、「おばあちゃんの手みたいでしょ。」と言うのだった。「小さくて、むくむくしてるんだよ」。
そこから先、おばあちゃんの手ネタを使って、手のひらを並べる以上の関係に進展したことはない。失敗だったようだ。
今日はひとりでオイカワのフライフィッシング。フックサイズは28番が基本。水面フラットなのでハリスは0.3号使用。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。