矢口高雄先生ご逝去の報。
「釣りキチ三平」を毎週楽しみに読んでいた頃は、自分も大人になったら三平みたいに世界を釣り歩くんだ、もしくは俺が魚紳さんになると信じていた。
いまは日本の片隅でマニアな釣り雑誌を編集している。三平の「ニンフの誘惑」を読んでいなかったら、まちがいなくこんな人生になっていない。三平があって今がある。幸せな釣り人生です。
矢口先生、本当にありがとうございました。
矢口の次女 かおるです。
父・矢口高雄は11/20に家族が見守るなか、眠るように息を引き取りました。今年5月に膵臓がんが見つかり、約半年病気と闘っていました。すごく辛くて苦しかったはずだけど、涙も見せず頑張りました。最後まで格好良い自慢の父でした。パパ、ありがとう。そして、お疲れ様。 pic.twitter.com/mcjw1eOuye
— 矢口高雄 (@yaguchi_takao) November 25, 2020
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。