ワカサギの干物のつくりかた。
釣ってきたワカサギを塩と水でやさしく洗います。解凍ものは干物に向いていません。ザルにあげて水気を切ります。キッチンペーパーで1匹ずつ包んでぬると水気をふきとり、バットに広げます。ワカサギが重なっても大丈夫です。
別のカップで作っておいた飽和食塩水(水に塩を溶いてもうこれ以上溶けなくなった塩水)を、バットのワカサギへかけます。減塩したい方はお好みで。食塩水の量は全体がひたひたになるくらいで十分です。バットごと冷蔵庫に入れて1時間放置します。
とりだしたワカサギをザルにあげて食塩水を切ります。キッチンペーパーで1匹ずつ水分を吸いとります。
上州屋さんなどで売っている干物網へ、重ならないようにワカサギを並べます。けっこうスペースを使います。洗濯物干し場などに吊るします。冬場の晴れ模様なら1日か1日半、風があればもう少し早く干し上がります。途中で裏表をひっくりかえします。ワカサギの皮面にあめ色が入ってきたら完成。お好みで。
グリルで炙っていただきます。
干物にするワカサギはできれば5グラム以上のサイズが食べ応えがあっていいと思います。3グラム程度でもお菓子みたいでおいしいです。
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