オイカワのハリがかりを数えてみた

こういうこと言われると気になる。この忙しい年の暮れに、さっそく数えてみた。

手元にある2018年からの写真で検証した。

鮮明にハリがかりの状態が写っているオイカワ124匹中、上顎が76匹(61%)、下顎が33匹(27%)、横(カンヌキ)へのフッキングが15匹(12%)だった。

ちなみに、カワムツは10匹中、上顎が5匹、下顎が2匹、横へのフッキングが3匹だった。

まず、ハリがかりの状態は、魚の活性、魚のサイズ、フライのフックサイズ、フライパターン、季節、釣り方、ポイントの流速、アワセなどの要素で変わるだろうと、予測できる。

Mitsuo Furuta氏の釣りは、今までのレポートを拝見する限り、アップストリームでの水面がらみが多いようだ。ポイントは波立っていない。流速がほぼゼロの場合も多そう。

対して、わたしのオイカワの釣り方は、2018年からの検証期間中では、8割がダウンからクロスのスイング。ポイントは瀬とトロ瀬が中心。流速は10㎝/秒〜50㎝/秒程度。水面に波のない場所ではほとんど釣らない。

フライパターンは、完全なドライフライより、ソフトハックル寄りのなんともいえない曖昧なものを好んで使う。フライを水面上にぽっかり浮かばせることはあまりない。

わたしの釣りの場合、真夏のやる気のあるグリグリの番長は、グワーッと追ってきて反転して食う。結果、閂がかりの率が多い。気がする。低活性の春や、晩秋は、逆に下顎の率が高い。ような気がする。

とりこみ時に外れて、ハリがかりの状態が不明な魚が多い。追加検証が必要だ。来年の楽しみが増えました。

ハヤ釣りのフックはもちろんすべてバーブレス。

検証が原始的。

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