都下秋川では今年は解禁からフライフィッシングができる。地元民にとって革命。
秋川へよく行ったのはかるく30年くらい前。立川の自宅からバイクで行った。本宿から上の北秋川と南秋川がメインだった。
本当はフライフィッシングをするには中下流域の流れが魅力的だ。3月から5月までがいちばんいい季節のはずだ。けれど、覚えている限りの昔から、アユ解禁までの毛鉤釣りは禁止されていた。
1990年代初頭から、トラウト・フォーラムの呼びかけもあり、関東周辺の河川ではアユ保護のための毛鉤釣り禁止の規則が、順次解消されていった。
そんななか、アユ偏重と噂される秋川漁協の方針は揺るがなかった。地元に住んでいるのに、いちばんいい季節の秋川でフライをすることができず、仕方なしによその川へ出かけていた。
今年は秋川漁協の年券買いました。
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