今季は新兵器、10フィート3番の長竿を投入。慣らし運転済み。釣れるはず。善哉。
番手指定が2番だ3番だっていっても、最新鋭のグラファイトロッドは、実際には4番だ5番だのラインが平気で乗る。投げるの超楽ちん。勝手に飛んでいく。ただし簡単に折れそう。ということを、ここ数本、新しいロッドを自分のお財布で買ってわかった。
お財布斬らせて竿を知る。お財布はいたいが、いつも心は晴れやかだ。
竿は怖ろしい鬼ばかりの世間を渡るサバイバルグッズだ。
自分の周りに並べて立てる結界だ。
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ところで、〈フライフィッシングは英国貴族が起源の釣り〉とかいいかげんなこと書くのはもうやめよう。真に受ける人が出てくる。
「内水面3魚種(アユ、渓流魚、ワカサギ)の遊漁の振興策」
中村智幸/坪井潤一/阿久津正浩/髙木優也/武田維倫/山口光太郎/星河廣樹/澤本良宏/降幡充
2021年2月24日[水産振興]第627号
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。