新刊『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
●フライの雑誌社ではこのたび、単行本『黄色いやづ 真柄慎一短編集』を発行いたします。デビュー作『朝日のあたる川』が多くの書評に取り上げられた真柄慎一さんの、待ちに待たれた新作です。現代のニック・アダムス物語との呼び声高い、大注目の連作短編集です。
〈ニック・アダムスはアーネスト・ヘミングウェイの短篇連作の主人公の名前。ニックが子供から青年、そして父親になるまでの話を十年以上にわたって書き継いでいる…。
なかなか書かないけど、書けばすべて傑作になる。そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。〉 荻原魚雷さん「解説」より
●解説文は文筆家・荻原魚雷さんに熱いお言葉をいただきました。カバー装画は『朝日のあたる川』に引き続いて、マンガ家のいましろたかしさんの描き下ろしです。なにかと息が詰まりがちな世相が透き通るような、さわやかな16の物語です。心からオススメいたします。
●お忙しいと存じますが、ぜひ本書『黄色いやづ』へお目通しをいただき、話題にしていただければ幸甚至極です。
幸せの黄色い本をお届けします。
フライの雑誌社・編集部
2021年上半期大注目の一冊
文壇に異色の新星!
僕は僕なりの素敵な大人になりたい。
─現代のニック・アダムス物語。
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著
装画=いましろたかし 解説=荻原魚雷
四六判 192ページ
本体1600円+10% 定価1,760円
ISBN 978-4-939003-84-4 2021年3月20日発行
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