なぜ釣れるんだろう

きのう釣ったやづ。薄化粧の若衆だった。

先週の雨後から五日連続、イブニングだけ同じ場所で釣っている。川の水量は20㎝落ちた。

陽気でアグレッシブなオイカワとはいえ、毎日釣れば、さすがにスレるんだろう。日ごとに釣果が落ちていく。

たくさん釣りたいならポイントを少しずらせばいい。でも同じ場所で釣ると色んな条件を線で比較対象できて面白い。

フライは26番ピューパ。こんな小さなピューパは、絶対に秒速30センチで川を横切らない。でもフライだとその動きで釣れる。

てことはですよ、あんまり考えたくないことだけど、魚はフライの形状と動きを見て、あ、これピューパだと判断して、食っているわけではないかもしれない、ということです。

引いた。だって見てこの巨大な尾びれ。

ボディにホットワックス加工済み。ない方が不安になってきた。

DT1Fにオイカワファイン。

荒瀬にはまだいない。季節ごとの魚の着く場所は底石と流速でかわる。〝もやもや〟ゾーンには必ず竿を入れてみる。

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フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会