週刊プロレスの今週号は巻頭の「本多編集長×長州力」ガチンコ対談が面白かった。しかしこれはいわば楽屋ネタだ。楽屋ネタがもっとも面白いところに今のマット界の沈滞が透けて見える。長州は記事中で「雑誌はリングの中のことだけを書いてくれればいいんだ。週プロは好きじゃない」と言っているが、じゃあ新日本のサイモン社長がWWEビンスの真似をして蝶野選手と抗争を繰り広げている茶番はどうなのかと突っ込まれると「あれはオレの範囲外ですよ」と逃げる。それにしてもプロレスラーが自分の団体を「会社」と呼ぶのは勘弁して欲しい。夢も希望もあったもんじゃない。
胃の辺りがやけに痛かったのだが特濃深煎りコーヒーをがーっと飲んだら治った。里中投手の逆療法である。世の中は明日から三連休らしいが締切前の編集者にはだから何なのという感じ。体があいたらすぐにでも行きたい釣り場が少なくとも5つある。