品切れ

自転車でひき逃げの嫌疑をかけられたキラー・カーンさんが、このたび晴れて不起訴となった。中井の「スナック カンちゃん」でキラー・カーンさんにビール注いでいただいたことがあるのがわたしの自慢。大緊張した。あの夜には続きがあって、そっちもなかなか面白かった。

「イギリスで生まれ、格調高い釣り」のどこに引っかかっるのかは、「フライの雑誌」第122号の41ページに書きました。里見さんは30年前から歳をとらない。30年前の時点で今のまま。誰が言ったか〈フライフィッシング業界の笠智衆さん〉と。「フライ業界の有名人は皆キライだが、なぜか里見さんだけは親近感がある。」と、むかしカブラー斉藤氏が原稿に書いてきた。なるほど、うまいことを言う。納得してそのまま載せた。

「令和3年5月から箱根町内でツキノワグマの出没が確認されていますが、新たに仙石原の湖尻地区でのクマと思われる動物の痕跡が確認されました。」 (箱根町

ムーン・ベアも月を見ている』で箱根山地へのクマ生息域拡大を予測していたのが、現実になっている。芦ノ湖湖尻で釣っているとき、後ろの草むらにクマがいると思うとそりゃこわい。でもね、こわいのはお互い様だ。人間は相手を知ることができる。まずクマを知ることから始めよう。

プロレスラー上がりの恥さらし。プロレス業界も、相手が国会議員だからと言って、こんな男を持ち上げてはいけない。釣り業界でも同様。議員が釣りをやってるから支持しよう、ではあまりに馬鹿すぎますよね。というようなことを釣り出版界の一番えらい人に直接言って、「(うるせえよガキ)。俺は俺のやり方でやりますから。」と言い返されたことがある。むしろ爽快だった。わたしあの人の思想は別として、身内じゃないならノリは好き。

どんなジャンルでも、他人様の行為にケチつけて、〈法律作って禁止してしまえ〉と主張するなら、それはファシズムですよ。

低レベルすぎて意識を失う「図」。生物多様性の保全のために、立場は違えど議論して協働できる可能性のある、もう少しまともな方かと思っていた。残念。無理。

この件については、呆れてものも言えない。界隈に突出してアレなのがいると、その界隈ごとアレですよと、世間様にご提示するようなものだ。苦々しく思っている中の人は諸所にいるはず。

政治はそういうアレを持ち上げて、抜け目なく利用する。利用されて怒るのではなく、喜ぶのがアレの本懐。そしてアレはアレを呼んで集めてさらに沸く。アレと政治の相互補完とはこのこと。どのジャンルでも、現在進行形で歴史が証明している。

でもあきらめなければ、日はまた昇るだろう。このさびれた、でたらめな、貧しい東の島にも。

初公開|ホットワックス・マイナーテクニック
島崎憲司郎+山田二郎

〈フライの雑誌〉第122号を発行しました!

特集は、〈フライの雑誌〉初の入門編「はじめてのフライフィッシング1」。島崎憲司郎さん + 山田二郎さんの「初公開 ホットワックス・マイナーテクニック」です。

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取り扱い店舗様には2021年6月5日以降に並びます。
※少部数です。ご予約注文をおすすめします。
※Amazonなど各書店・ネット書店でも扱われます。ネット書店経由での発送は6月中旬からになります。

『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第二版』好評です。初版はまさかの即完売でした。

単行本新刊
文壇に異色の新星!
「そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。」(荻原魚雷)
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著

装画 いましろたかし
解説 荻原魚雷

フライの雑誌-第122号|特集◉はじめてのフライフィッシング1 First Fly Fishing 〈フライの雑誌〉式フライフィッシング入門。楽しい底なし沼のほとりへご案内します|初公開 ホットワックス・マイナーテクニック Hot Wax Minor Technics 島崎憲司郎+山田二郎 表紙:斉藤ユキオ

初公開 ホットワックス・マイナーテクニック Hot Wax Minor Technics 島崎憲司郎+山田二郎 

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

フライの雑誌-第121号 特集◎北海道 最高のフライフィッシング|121号の連載記事で人気ナンバーワン。夢を挟むタイイングバイス フライオタクの自由研究2 大木孝威(2020年12月5日発行)

版元ドットコムさんの〈読売新聞の書評一覧〉に『黄色いやづ 真柄慎一短編集』が載っている。もう本当にありがたいです。

真柄慎一さんのデビュー作 朝日のあたる川 赤貧にっぽん釣りの旅二万三千キロ
(2010)

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

春はガガンボ号 ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ 

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行) 特集◎大物ねらい 人は〈大物〉を釣るのではない。〈大物〉に選ばれるのだ。|特集2 地元新発見! The new discoveries around your home

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2021年6月発売・第122号(北海道特集)から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

桜鱒の棲む川 ─サクラマスよ、故郷の川をのぼれ! 水口憲哉(著)
ISBN978-4-939003-39-4
本体 1,714円
フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会