なるほど、 | フライの雑誌社

これはいい。

フライフィッシングの場合、作り手が高度なデザイン力と燃えさかる情熱を無駄に注入した、フライ専用のカッコいい周辺器具がたくさんある。

使うか使わないかと言えばたぶんめったに使わないし、機能性が高いように見えて、一周も二周も回って使いづらかったりする。でもカッコいいものは、とにかくひたすら、カッコいい。

だから気に入ったカッコいいアイテムを、自分の価値観でセレクトして、ひとつひとつ揃えていく過程自体が、ものすごく楽しい。

とりあえず全部入手して試したあとで、お金がなかった子どものころの（今もないけど）、地味な工夫に先祖返りするなら、それはそれでありかな。

揖保乃糸ダストトレイ。バイスのシャフトにセットするタイプのフライ専用ダストボックスと違って、マテリアルがこぼれない。ボックスの縁にボビンが引っかかるのも気になっていたが、これなら大丈夫。

タイイングスペースのしつらえが一気に和風になった。漢字ロゴのインパクトに負けないフライを作らないと。（箱の反対側にもロゴがでかでかと黒々と）。わりと近いうちに元の専用ダストボックスへ戻るかも。やっぱりカッコいいのがいいな。

〈フライの雑誌〉第122号を発行しました！

特集は、〈フライの雑誌〉初の入門編「はじめてのフライフィッシング１」。島崎憲司郎さん + 山田二郎さんの「初公開　ホットワックス・マイナーテクニック」です。

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