拝啓、橋の下から

おじさんたちはオイカワを釣りに
上・下流へ分かれて行きました。
わたしは荷物番で橋の下へ残りました。
でも目の前の流れでバンバン釣れます。
なぜなら腕がいいからです。

雨降りでなくても橋の下は落ち着く。さっきまでここでおじさん三人が集まって、ビールを3、4缶ずつくらい呑んだあと、おじさんの奥さま手作りのプリンをいただいていた。職質いつでもこいや、って感じ。

山の中でざあざあと雨が降っている時、薄い布一枚で隔たれたテントの中で寝袋にくるまって、雨の音を聞いている時がとても楽しいのはなぜか、という話をした。雨といえば個人的には「雨 樹村みのり初期短編集」だ。今はkindleで読める。

ああ、やっぱりそこですよねえ、初見で入るのはさすがです。というポイント。

もう一人のおじさんは上流へ向かってアッという間に見えなくなった。

マッキーズ 宮坂さんに作ってもらったオイカワ用グラスの超ショートロッドとオイカワ。なんとなく撮りたくなって。

おじさんの内の一人はクマを研究している大学の先生なのだが、〝鶏皮のパリパリ揚げ〟の下に敷いてあった油取り用の紙をちぎって食べようとしていた。だから先生に言って差し上げた。「先生、それは〝鶏皮のパリパリ揚げ〟の下に敷いてあった紙です」と。もう、野生動物なんだから。

・・・

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」(山﨑晃司著) ※ムーン・ベアとはツキノワグマのこと

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