ちょっとポッチャリ/大サービス

3日、ゴールデンウイークで印刷会社さんが休みなので、『フライの雑誌』77号の制作進行も中休み。朝は多摩川へ行って銀バヤ釣り。アタリはあるが全然フッキングしないと思ってやっとかけたら、5センチもないメスだった。大きくなったらまた釣ってやるぜ。
午後はゲキレンジャー・ショー。会場はちびっ子たちの黄色い声で埋め尽くされていた。ちょっと前、ビルの裏で運動神経のよさそうなお兄さんたちが殺陣の練習をしていたっけ。司会進行のお姉さんの声は可愛かったが、ぴっちりした地球防衛軍の制服を着こんだ身体はけっこうキテた。「ちょっとポッチャリかな」と自分では言うんだろうか。大きなお世話ですね。
夕方から後楽園ホールへ、久しぶりの新日本プロレスを観に行った。当日券が売切れのためバルコニー立見席へ。「野人」中西学がよかった。試合では「ケツ」越中を担いだまま南側最上段まで歩いていく大サービスぶり。ゴールデンウイーク仕様なのか。試合は乱闘でぐちゃぐちゃになってしまい中西の出番はあまりなかった。野性の力があり余ってか、リングへ昇り降りする階段まで担いで試合終了後もそこらへんをウロウロする中西。「中西ーぃ、階段返してくれー」と叫んだら観客の皆様から爆笑をいただいた。後楽園のバルコニーから叫ぶ野次としてはA級だったとかなり納得して家路につく。
4日、朝からフライフックの整理。買ったままで未開封の箱と袋を積み上げたら10センチ近くになってちょっとたじろぐ。午後は単行本の準備で資料集め。時々昨夜の中西への野次を思い出してひとりほくそ笑む。