ビリーズブートキャンプに挑戦

流行りモノとしてはすでに遅い感もあるが「ビリーズブートキャンプ」を今さら購入。『フライの雑誌』第77号で茶化したお詫びの印である。
私はもともと、こういう身体鍛える系が好きではない。パッケージを開けると例のビリーがタンクトップからはみ出た筋骨隆々の上半身を誇示して、ニカッと暑苦しく笑いかけてきたので、やる前から過労死してしまいそうである。
DVD4枚組による7日間集中プログラムが売りだが、私もわりと忙しいようでそうそうビリーにつき合ってもいられないため、届いたその夜に4枚全部を一気にやってみた。といっても合計3時間以上の運動なんてそれこそ死んじゃうから、DVD1枚につき5分の簡略版である。…きっつい。ビリーズバンドなんてまったくいらない。から身でじゅうぶん汗だくで、お風呂に入った後なのにまたシャワーを浴びるはめとなった。もう久しぶりに会った人に「太った?」なんて言わせないぞ。
DVDの最後、小太りのおじさんたちが必死に身体を動かしている前で、汗まみれのビリーが唐突に「イラクでがんばっている兵士たちに敬意を!」と言う。改正イラク特措置法が成立したなぜかその直後に自衛隊の汚職が発覚するという世の中の不思議に接したばかりでもあり、それなりに楽しくエクササイズしていた脳がこれでガツンとクールダウンした。日曜は釣りに行くことに決定。ビール飲もう。