私どもにはまったく関係ないのですが、世の中には「お盆休み」というものがあって、その間は印刷所の機械が止まります。だから8月20日(月)発行予定の『フライの雑誌』第78号は、通常より1週間も早く入稿しなくてはなりません。それなのに、ああ、それなのに、締め切りをとうに過ぎてもいまだに原稿を上げてきてくださらない寄稿者さんがいらっしゃいます。
第64号以降の直近4年間、編集部は季刊『フライの雑誌』の年4回の発行日を死守してきました。雑誌の発行日を守ることはふつうの出版社ではイロハのイで、何を自慢しているのかと言われるかもしれませんが、我が社の社風としては、発行日通りに本が出ることの方がはっきり言って異常です。つまりたいへんな異常事態がこの4年間続いてきたわけですが、今回こそは正しいフライの雑誌社の伝統に回帰するかもしれない瀬戸際という感じです。
そういえばハリポタ最新刊はたった1日で300万部を売ったらしいですね。