仙川駅前で40数年間営業してきた東国書林が今夏廃業して、TSUTAYAになってしまった。ここ数年無理っぽいイメージチェンジを強行している仙川駅周辺の最終的な決意表明といえる。これまで雑誌の企画が行き詰まった時には、東国書林の雑誌コーナーを徘徊して元気と負けん気をもらうのが日課だった。仕方なく最近は桐朋高校前の神代書店を漁り場にしている。久しぶりに開けた蔵みたいな匂いがするこの店で、なんとか息をつないでいる。
今朝は駅前のスタバで<本日のコーヒー>を買ってから編集部に行った。店員「こんにちわ!」。私「あ、こ、こんにちわ」。君は街角で会っても無視するくせに、レジの前では人が変わったみたいに朗らかに挨拶するんだね。
フライの雑誌社が仙川に来てから13年。街も人もずいぶん変わった。何しろアド街出ちゃうくらいである。フライマンには住みづらい街になってきた気がする(どんな街だ)。