出版社がつくった本を全国の書店さんへ配本するには、本の問屋さんである取次会社さんにお願いします。
取次会社さんも寡占がすすんでいるなか、手間がかかって割りの合わない地方出版や小部数の本を、嫌な顔ひとつしないで取扱ってくれる取次会社さんが、その名もズバリ、地方・小出版流通センターさんです。
フライの雑誌社は1987年の創業当初から、地方小さんへお世話になっています。地方小さんの立ち上げ時のエピソードはこちらをお読みください。泣けます。
そんな良心の取次会社、地方・小出版流通センターさんの情報誌「アクセス」誌 第448号の一面に、堀内が小文を書かせていただきました。1976年創刊、気合ばりばりの歴史ある「アクセス」誌に文章が載るなんて、恐れおおくてとてもとても名誉なことです。
文中では、フライの雑誌社創業の経緯と、あやしい企業理念、弊社が出版社としてどれだけヘンタイ的であるかなどを、なつかしの’80年代風に紹介しました。なにしろリード文が、〈商業誌でありながら商業主義を否定するという、矛盾した編集方針を掲げています。〉ですから、今さらジタバタしても仕方ないといったところです。
もちろん『フライの雑誌』と既刊の各単行本、拙著『葛西善蔵と釣りがしたい』のことも、しっかりPRさせていただきました。
地方小さんのウェブサイトページで、いずれ公開されます。まさにここでしか読めないレア情報が満載の情報誌「アクセス」の年間購読は、(株)地方・小出版流通センター（〒162-0836 東京都新宿区南町20 FAX.03-3235-6182）さんで受け付けています。年間購読料は、1,500円（税込み）です。
