「あたり一面ニジマスだらけだぜ、ヒャッハー」

デンマークの小ベルト海峡で貨物船が養殖場へ衝突。

3kg級の大物ニジマス8万尾が海へ逃げて、釣り人に釣獲要請。「釣り人に早いクリスマスだ。」とガーディアンが煽っている。「あたり一面ニジマスだらけだぜ、ヒャッハー」と地元釣り師がコメントしている。

逃げたニジマスたちが川に遡上して、野生のシートラウトの卵を食うと困る。だけど、自然界で養殖ものの多くは生き延びられないとの声も。養殖場から魚が逃げるのは日本でもよくある。

「養殖場から逃げた魚が生態系を壊す」と言われるが、本来そこにいないはずの魚を集めて自然界ではありえない高密度で大量養殖している時点で、生態系なんか云々できない。

ではあるけれど、魚の養殖に限らず食料増産を必死に研究してきたのが人類だし、もう人口増えすぎて狩猟採集生活だと絶滅するのは自明である。

だから折り合いつけるのです。

英ガーディアン紙
英ガーディアン紙