わたしが仕事の電話をしているのに、階下から「ねえ、○○のお父さん、トイレ借りていい？ ト・イ・レ！！」と、何回もデカイ声で呼びかけるのはかんべんしてください。勝手に使って。今日で夏休みもおしまいだね。
↓
巨匠は歳とると過去と寝たがる。宮崎監督は「風立ちぬ」ではあからさまに寝まくっていたから、あれで満足しての引退なら正直というものだ。猪木式に引退記念カウントダウンってことであと10作くらい作るんですよね。
↓
宮崎監督が狙っているのは大仁田ではなく、10カウントゴングの途中で引退撤回して「今までよりプロレスが大好きになっちゃった」と言った女子プロレスラー、米山香織（よねちゃん）のような気がしてきた。「今までよりアニメが大好きになっちゃった」ってかわいく言って後楽園ホール大爆発狙い。
↓
「あなた、生きて」と「あなた、きてっ♡」に象徴される巨匠の自家発電をおアシ払って見せられてたまらん、というのがわたしの「風立ちぬ」感想ですが、こちらはもっとおもしぇ映画評。おすすめ。
↓
白状すると22歳の真夏、真夜中にお酒をのんでどこぞの高校へ忍び込み、友だちと全裸になってプールで「背泳ぎ」しました。気持ちよかったです。ネットあったら間違いなく自慢してます。もちろんすぐバレて、関係ないやつらによってたかって社会的制裁を受けたことでしょう。そして再起不能に。
↓
いま東京にオリンピックを招ぼうとしている人々の名前をよく覚えておく。
↓
こういう国宝級オリンピック・アスリートたちの動きをどう整理するか。国から金もらって国の言う通りに働く体育バカめと断ずるのは弱いし、なんかこっちが情けない。入江選手のつるっとした背中はおれ好き。
↓
41（しじゅういち）の春は遠くなりにけり
↓
おっさんにもなにかができる。はず。
↓
「トウキョウ？ ご冗談を。」（ＩＯＣの霊言）
↓
じゃあいっそ、「４年に１度の祭典がやってくる おめでとう東京 やったぞ東京 招致成功おめでとう 日本選手、目指せ金メダル！ 日本代表、応援します！ 号」を出してみるか。｜「おめでとう東京」もアウト 五輪商戦、言葉にご注意
↓
福島ばかにしてるよなこいつ。「福島と東京は２５０キロ離れている。東京は安全」（竹田恒和理事長）
↓
会社の電話が鳴った。プラチナ資金運用の営業さんだった。丁重にご辞退した。いままではお墓の営業だけ。「お墓いりませんか？」って申しわけなさそうに営業してくるの。
↓
宮崎駿監督は72年の人生をかけて、あの「きてっ♡」だけ言いたかったのだ。もう言っちゃったから大満足して引退なのだ。
↓
「じぇじぇ」が流行ったんだから「うわぃ」が流行ってもいいと思うんだけど、１ミリも流行る気配なし。
↓
夢の超特急は夢のままでいいんだけどな。
↓
「おいコラ、この切身はトラウトサーモンで、サーモントラウトじゃないぞ。不当表示だ！」
「だんなどう違うんですか」
「知るか。とにかくタイホだ！」
「ひぃ、」
↓
「私は釣り人です。汚染された魚の食品としての安全性はもとより、原発事故のせいで楽しい人生を送るのに必要な気持ちのいい釣りが奪われたことを、より問題にします」と、テレビの人に言った。
↓
フラット化作業とかキャスティング練習とかを、編集部の前の道路っぱたでやっているとご近所の方々がいちいち声をかけてくれる。 「こんにちはー」「はい、こんにちはー」「釣りですかー」「はい、釣りですよー」「いいですねー」「はい、どうもー」。 まるで夏休みの日光湯川のような。
↓
知り合いの知り合いの配偶者（男）が身長２メートルあると聞いてから、わたしの頭のなかが２メートルでいっぱい。190いくつまではわりといるけど、２メートルはでかい。２メートルのサラリーマンらしい。
↓
「わたしはきもちいい釣りをしたいし、次の世代にきもちいい釣り場を残したい。自然が放射能で汚染されたらぜんぶ台無しです。」と答えた。「あなたは原発に反対ですか？ なぜ？」とテレビの人に聞かれて。
↓
池底を覆砂なら底生生物は全滅。いずれにせよ放射能は消えないし。わるい夢を見ている気分｜底泥汚染層を封じ込め/放射線量 約7割低減/大成建設 | 建設通信新聞
↓
その地域では釣り人と漁協と地域住民がいっしょになって、魚が自然にふえる川、よい釣り場を作ろうと長年がんばってきましたが、原発事故でおしゃかになりました。という文章を書かなくちゃいけなくてずっと憂鬱。
↓
悩んだらまずいなと思っていたらやっぱり悩んだ案件をひとまず脱稿。予定の4.5倍の文字数だが、ここからバッサリするのはわりと得意。でももったいなかいから4.5倍のほうも誌面で発表する。転んだときにただで起きたらうちらは死ぬんです。
↓
玄関のピンポン鳴ったのでハーイと階段を駆け下りたら近所の小３がニコニコ顔で立っていて「ねえ釣り行こう」。ああお前、昨日はけっきょく釣れなかったもんな。おっちゃんいま仕事してるんだよ、夕方な。
↓
ひとさまが釣ってる公共の釣り場に後から来てポイントを占拠し竿を乱立させ酒をのみながらスペイキャスティングの練習をする連中がいる。そういうのは沈めてい 以下自粛
↓
玄関のピンポン鳴ったんで、はーい。近所の小３「ねえ、今日は釣りむりでしょ」「う、今日は雨降ってるからむりだな」「ふわーい」「釣り面白かったか」「うん」「またな」「うん」
↓
福島県の養殖マス 下郷町・西郷村・南会津町のイワナ、喜多方市のヤマメ、西郷村の会津ユキマス、磐梯町のニジマスは不検出ND。よかった。
↓
ロマンチストなわたし、ラン
ちょっとボーイッシュな、ミキ
ちょっぴりセンチな、スー
「ちょっと」と「ちょっぴり」がかぶってるのが昔から気になってる。ランちゃんだけ特別枠かよと。
↓
次号の特集は「うなじを狙え」にしよう。これより立体機動に移る。・・・ガス欠かっ！ ←こういうこと書くと「『フライの雑誌』好きだったのに」とか「だから編集者の質が、ﾌﾟｯ 」とか言われます。
↓
42000字を20000字にして9000字にして、12000字に戻した。フリーズドライの宇宙食にお湯かけたみたいな文章になってしまった。これから天日で干します。
↓
松坂が勝ってくれるとおっちゃん涙ぐんでしまう。
↓
全盛期の全日本女子プロレスは改めてすごすぎる。もちろんとりわけ豊田まなまなが。
↓
権力を持って迫ってくる相手と話し合いのテーブルについた時点で、住民は負ける。原発に限らず、今までぜんぶそう。話し合いが成立するのは、権力者対権力者の構図の場合だけ。で、そんな話し合いを茶番と言う。
↓
政治家へ勝手に思い入れぶち込んで「●●センセイ、がんばってください」とか拝んでるからなめられる。
↓
小国川漁協は一貫してダム建設を拒否している。にもかかわらず山形県はダム周辺の工事をどんどん進め「話し合いを。ご理解を。」と言う。揉み手しながらヒザで金的入れてくる税金ヤクザ。 ｜トンネル着工 小国川ダム仮設備工事 – 山形
↓
水口憲哉氏は『桜鱒の棲む川』で「穴あきダムは屁にもならないものだ」と喝破している。美しい最上小国川に屁のようなダムを作らせてはいけない。
↓
「おっさんがんばるから」通信 2013年９月 完
