「イワナ・ヤマメの自然産卵と発眼卵放流では親魚になるまでの生残率がちがう」は第96号に載せます。(ぜったい)

今日は日光・中禅寺湖へ、増養殖研究所の中村智幸さんへ取材。テーマは「イワナ・ヤマメの自然産卵と発眼卵放流では親魚になるまでの生残率がちがう」。

じつはこれ、昨年10月に「95号へ載せます」と予告しておきながら、取材不足のために掲載を見送った記事の、リベンジ企画です。

今回の取材では、中村さんのチームが導き出したこの間の最新の研究成果をうかがってくることができました。去年のご案内時よりもはるかに充実した記事になります。

自然産卵、発眼卵放流、稚魚放流のそれぞれで、どれがいちばんイワナ・ヤマメを増やすのかを、明確に数字で解析しました。驚きの研究成果を本邦初公開します。

私は取材しながらちょっとびっくり。ふだんはクールな中村さんも「でしょ、ニヤリ」って感じでしたので、とても興味深い記事になるはずです。

次の『フライの雑誌』96号にご期待ください。

中村智幸さん(『イワナをもっと増やしたい!』著者)
春はまだ遠き今日の中禅寺湖。激サム。風ビュウビュウ。
イワナをもっと増やしたい!「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法(中村智幸著)重版