「・・・・・・んあ」

昨夜、寄稿者のカブラー斉藤氏へひさしぶりの電話。

「もしもーし」
「……んあ」
「どうもです。えーと、最近はいかがですか」
「……んあ…(間)…まあ、暮らしてますよ。」

カブラー氏との電話はいつもこんな感じ。知り合ってたぶん20年くらい、すこしも変わらじ。向こうのが歳上だけど、さまざまな経緯によりほぼタメ口聞いてます。

今回の話題は、第95号の「雨合羽をつくる」がばかばかしいと読者さんから評判だったこと、あいかわらず仕事がみつからないこと、生活費はいいかげんまずい状態だけどまだ引っ張れること、今はこういうモノを作ろうと思ってるんだよ。ハッカン飼いたいなあ。頭のコンプリートだけ欲しいよ、などなど。だらだらだらだら1時間。

「あのさ、懸案のカブラーの単行本の件だど、単純に今までの連載記事をまとめて電子書籍にするって手もあるよ?」
「んあ……どうせやるんだったら、しっかりしたものを…新しいのも入れて…」
「だってそんなこと言ってもう何年もやってないじゃん!」(ビシッと)
「んあ……(間)……まあ、たしかに…やってないですけど…」

やっぱりこの人面白いので、金曜日に池袋で会うことになった。