最上小国川振興機構が設立総会
機構は最上、舟形両町と小国川漁協、県に加え、両町で地域振興に取り組む農林業や観光関係など25団体で組織、県最上総合支庁に事務局を置く。総会では設置要綱を了承、役員を選出した後、本年度から10年間にわたる流域の振興計画を原案通り決定し、本年度の事業計画も決めた。
振興計画では流域の将来像として▽治水や治山で自然と共存▽清流を守り、育て、活(い)かす▽川を知り、川に親しむ▽地元ブランドで活性化▽おもてなしの心で癒やす-の5項目を設定、それぞれに具体的な数値目標も盛り込んだ。
計画に関連して、委員からは「最上町内に第2中間育成場を」「釣り客向けに仮設トイレがほしい」「川沿いに遊歩道を整備しては」といった意見、要望も出され、今後検討していくことになった。
初年度事業としては8月に地域の将来像をテーマにしたシンポジウムを開催するほか、、、(山形新聞 2015年04月30日)
山形県小国川ダム建設と引き換えの、地元振興のための事業計画が決定したそうだ。
自然と共存
清流を守り、育て、活かす
地元ブランドで活性化
おもてなしの心で癒やす
釣り客向けに仮設トイレ
川沿いに遊歩道
シンポジウムを開催
すばらしいキャッチコピーの連発だ。これくらい効き目のありそうなプランもめずらしい。頭のなかが100年前の脂ギッシュなオヤジたちが、山積みした税金の束を前にしてハァハァしてる図が目に浮かぶ。きれいな川にほど油分満載なオヤジたちがむらがるものだ。
ちょうどそういうニュースが話題になっているところ。
スカウトの日本語おかしい時点で、少女らも「この社長だめだ」と気づけよ、という話。やはり勉強は大切ですねという教訓です。ダムを作って川も魚もつぶしておいて「おもてなしの心で癒やす」って、頭おかしいでしょうに。
この季節は各地の川で天然アユの遡上がニュースになるわけですが、ダムをつくって天然アユを絶滅させるけど、養殖ものをたくさん放流するからみんなで釣りに来てね、と両手をひろげる山形県小国川のアユ釣りなんか、釣り雑誌や釣りテレビや釣り新聞は今後一切取り上げないだろうね。
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