小社もお世話になっている魂の取次会社、(株)地方・小出版流通センターの直営書店である「書肆アクセス」(千代田区神田神保町1−15/03−3291−8474)が、今年11月17日で閉店する。
「書肆アクセス」は、他にはない独自の審美眼による棚づくりで長いあいだ日本の出版文化を創造し、守り育て応援してきてくださった貴重な書店だ。閉店の発表後は各方面で話題になり存続できる方法はないのかとの運動もあったが、予定は変わらないようで寂しいこときわまりない。
その「書肆アクセス」が2007年10月15日(月)から11月2日(金)まで、「第6回 書肆アクセスフェア」を開催する。感謝の気持ちをこめて私も必ず行きたい。
吉祥寺のウニタ書房はとうに閉店してしまった。国立の古書店群もここ数年で激減している(三角屋根もぶっ壊しといて文教都市が泣く)。残る新宿の模索舎には何とかがんばってもらいたい。フェアの帰りには模索舎へ本を買いに行こう。