「第2回ビワマス体験トローリング on 琵琶湖」|きれいだ、きれいだ、と何度言ったことか。

第2回ビワマス体験トローリング on 琵琶湖」(2015.6.4 於ファイブオーシャンマリーナ)に参加してきた。とりいそぎ写真で紹介。

琵琶湖へ釣りで来るのは初めて。かんぜんに海です。
琵琶湖へ釣りで来るのは初めて。かんぜんに海です。
ビワマスのおさしみ。とろける。何かに似ているではなく「ビワマスの味」として覚えた。
前日の大宴会にて。ビワマスのおさしみ。何かに似ているではなく「ビワマスの味」として覚えた。食べてみないとわからない。
ふな寿司。わたしにはたいへん美味しかった。「これはいいものやで。ふつうのふな寿司は岸で死んだフナいるやろ。あれの輪切りそのものや。」とのこと。それはちょっと。
ふな寿司。生まれて初めていただいた。においはそれなりだが、わたしにはたいへん美味しかった。琵琶湖常連の釣り人によると、「これはいいものやで。ふつうのふな寿司は岸で死んだフナいるやろ。あれの輪切りそのものや。すごいで。」とのこと。それはちょっと。あやしい大阪弁変換ですんまへん。
出船前のブリーフィング。和気あいあいの雰囲気。参加者の世代もはばひろい。
出船前のブリーフィング。60名以上が集まって、和気あいあいの雰囲気。参加者の世代もはばひろい。
出航。鍋島船長号に乗船。
出航。鍋島船長号に乗船。
アウトリガーとダウンリガーの最新鋭装備。
アウトリガーとダウンリガーの最新鋭装備。
ビワマスは口切れでばらしやすい。慎重に。
来た。ビワマスは口切れでばらしやすい。慎重に慎重に。でもばれる。
琵琶湖の固有種、ビワマス。きれいだ、きれいだ、と何度言ったことか。
この方が琵琶湖の固有種、ビワマス。きれいだ、きれいだ、と何度言ったことか。
きれいだ、きれいだ、きれいだ、と何度言ったことか。人間には言ったことがないのに。
きれいだ、きれいだ、きれいだ、と何度言ったことか。人間には言ったことがないのに。
後光さす鍋島船長。隙のない動き、的確な操船、必要充分な指示。かっこよすぎる。そしてアメリカ、ロシアの釣り経験豊富なフライフィッシャーマン。コウイウヒトニワタシハナリタイ。
後光さす鍋島船長。隙のない動き、的確な操船、必要充分な指示。アメリカ、ロシアの釣り経験豊富なフライフィッシャーマンでもある。かっこよすぎる。日本にもこういう釣りがあるんだなあ。自分で釣りしてみなければわからないことがある。
釣り終了後のミーティングにて。大野船長お手製のビワマスの押し寿司。もうほんとにね。とろけるような。
釣り終了後のミーティングにて。大野船長お手製のビワマスの押し寿司。もうほんとにね。とろけるような。スタッフの皆さんありがとうございました。
新鮮な魚の生食はもちろん美味しい。でも火を通すとまた違った美味しさがうまれてわたしは好き。ビワマスの中骨と皮焼き。最高です。
新鮮な魚の生食はもちろん美味しい。でも火を通すとまた違った美味しさがうまれてわたしは好き。ビワマスの中骨と皮焼きは最高でした。
解散後は雑誌「琵琶湖と西日本の静かな釣りーWalton」を発行しているウォルトン舎の北原さんが琵琶湖を案内してくれた。北原さんの静かな釣り姿。琵琶湖の陸っぱりにかけては日本で一番くわしいと思われる。「夕方はハスのボイルがあるはずです。」と言うことで、広大な琵琶湖の西岸を案内してもらった。ハスのボイルのボの字もなかったが、ボウズのボの字は持ち帰った。
解散後は雑誌「琵琶湖と西日本の静かな釣りーWalton」を発行しているウォルトン舎の北原さんが広大な琵琶湖の西岸を案内してくれた。琵琶湖の陸っぱりにかけては日本で一番くわしいと思われる北原さんの〝静かな〟釣り姿。お目当てのハスのボイルのボの字もなかったが、ボウズのボの字は持ち帰った。琵琶湖まで東京から片道約500km弱。仙台までと同じくらいだ。琵琶湖、また来たい。
「太平洋から隔離された大きな湖のような日本海またはその原型に、五〇〇~三〇〇〇万年前に出現した サクラマスの祖先から、一八〇~三〇〇万年前にアジア大陸の東端に出現した第二瀬戸内海湖(現在の瀬戸内 海と伊勢湾がその名残り)で、サツキマス(アマゴ/O.masou ishikawae) が出現した。なお岡崎登志夫さんや筆 部にとり残された古琵琶湖 者らの研究では、同じ時期同じ場所でカワムツからタニムツが分化したと考えられる。そして、その後内陸 (四五万年前に最大最深となる)で、五〇万年または一〇~二〇〇万年前にビワマス (O.masou rhodurus)が分化した。 それ以降何回か繰り返されてきた氷河の前進後退の過程で、、、」(『桜鱒の棲む川』より「サクラマスの起源を考える」。
「…太平洋から隔離された大きな湖のような日本海またはその原型に、五〇〇~三〇〇〇万年前に出現したサクラマスの祖先から、一八〇~三〇〇万年前にアジア大陸の東端に出現した第二瀬戸内海湖(現在の瀬戸内海と伊勢湾がその名残り)で、サツキマス(アマゴ/O.masou ishikawae) が出現した。なお岡崎登志夫さんや筆者らの研究では、同じ時期同じ場所でカワムツからタニムツが分化したと考えられる。そして、その後内陸部にとり残された古琵琶湖(四五万年前に最大最深となる)で、五〇万年または一〇~二〇〇万年前にビワマス(O.masou rhodurus)が分化した。それ以降何回か繰り返されてきた氷河の前進後退の過程で…」(『桜鱒の棲む川』(水口憲哉|フライの雑誌社)のコラム「サクラマスの起源を考える」より。