ひとさまが作った釣り雑誌を読んでいるのだけれども、いまだに「C&R区間設定の立役者」だとか「釣り場づくりの功労者」といった中身のない紋切り言葉で、一般の釣り人を誌面に登場させているのに赤面した。
釣り場づくりの方向性には常に賛否があるものだ。なにかやったから、というだけで賞賛される時代はとっくに終わっているので、媒体の視点としてはあまりに無批判すぎる。これじゃ釣り雑誌が相手にされなくなって当然だと思う。
紹介される釣り人の方は、通りすがりの雑誌なんかよりずっと先の未来を見ているし、日々シビアな現場に直面している。だからまっとうな方であればあるほど、「その呼び方は勘弁してくれよ〜」と内心思ってるはず。
「ひゃー、尻の穴がこそばゆくなってくるやなあ」と三平君なら叫ぶだろう。