注目記事は「知床はやっぱりガヤの楽園」。ここ数年ガヤ=エゾメバルが知床でものすごく釣れているらしい。そのレポート。地元道民には「ガヤだべ〜。」とばかにされる魚だが、大きいのがそんなに釣れるなら行きたい。
9月号では編集長の若杉隆さんによる編集後記も興味深い。【世界の先進国では釣りはゲームである。しかし日本ではいまだに釣りは漁でしかない。既得権益にしがみついている水産庁の保身が、北海道の町の先進的な釣り場作りの障壁になっている。】が、論旨の概略だ。
その前段で、小社『フライの雑誌』創刊編集長である中沢孝の発言に言及している。若杉さんは『フライの雑誌』85号の「トピックス:北海道の釣り規制条例を考える」(100頁)を、読んでくださった上でわざわざ引用されたのだろうか。
とすれば今の『フライの雑誌』編集部への議論提起を意図しているのかとも受け取れるが、よく分からない。くわしくは『ノースアングラーズ』9月号を。