『フライの雑誌』第97号表紙のSKE48加藤るみさんがAKB48選抜総選挙へ立候補。アピール動画はもちろん釣り姿。ですが、

『フライの雑誌』第97号へまさかのカバーガール登場、さらに特集「釣り人の明るい家族計画」巻頭へ素敵な投稿を寄せてくださった、SKE48 チームS所属 加藤るみさん(岐阜県出身)。

そのSKE48加藤るみさんがこのたび、AKB48選抜総選挙へ立候補することになりました。フライフィッシャーつながりということで、圧倒的応援をかましたいと思います。

ただの釣り好きというより、むしろ釣りオタクレベルにある18歳の本物フライフィッシャー、SKE48加藤るみさんの総選挙アピール動画はもちろん釣り姿。での、釣りとは関係のない「輪ゴムイリュージョン」です。

ご家族とのフライフィッシングを通じたふれあいを描いた心あたたまる記事とともにご紹介します。

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私は、SKE48というアイドルグループで活動しています。
レッスンや公演、お仕事が続いたあとの久しぶりの休日。
父が「フライに行こう!」と誘ってくれました。

私の夢と家族と、
フライフィッシング

文・タイイング SKE48加藤るみ(岐阜県)

私がフライフィッシングに興味を持ったのは父の影響でした。
幼い頃から岐阜の豊かな自然に囲まれて育ち、釣り好きの父と一緒に釣りへ行くのが大好きでした。

夢を追いかける日々の中で

ある日、父がせっせと何かを作っているのを目にし、「何を作っているの?」と聞くと「フライフィッシング用の毛鉤を作っている」と言い、楽しそうだったので私にも作らせて‼ と強引に頼み、見よう見まねで初めてながら一生懸命作った毛鉤がなんとか完成しました。

完成したマイ毛鉤を持って、父に管理釣り場へ連れていって貰いました。何もわからないまま、父にキャスティングの仕方を教えて貰い、父に笑われながらも釣竿を振って、初めてのマイ毛鉤でアマゴを釣ることができたのです!

その時の嬉しさと言ったらなんと言っていいやら…! 飛び跳ねるほど嬉しくてどや顔で父に自慢しました。

それが、私のフライフィッシングへの挑戦第一歩でした。

私はSKE48というアイドルグループで活動しています。夢を追いかけるためレッスンや公演、お仕事が終わって家に帰ると夜遅くなる日もあります。

そうすると、私が帰ってくる頃には朝から仕事に出かけて疲れて寝ている父と会話をすることもなく一週間が終わることも。

そんな日が続いて久しぶりの休日。何をしようか考えていたら父が「フライに行こう!」と誘ってくれました。母も姉も愛犬も一緒に山へ行き、家族みんなでフライフィッシングをしました。山の中で自然を感じながら過す時間は心を穏やかにしてくれます。

家族とフライフィッシングをする時間は私にとって大切な時間です。

毛鉤を作るのがものすごく楽しい

(つづく)

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全文は『フライの雑誌』第97号で〈2012年7月15日発行〉。愛犬の毛を使った驚がくの〝はなたまフライ〟も掲載。

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