『フライの雑誌』の89号でクロスオーストリッチを初めて目にしたとき、このホワホワした雰囲気が、コレはひょっとしたら北海道の止水のモンカゲロウに使えるかも知れへんな、となって急いで手持ちのオーストリッチを使ってソレらしい物を巻いてみた。そうしたら、フライを製作するのに変に神経質になることもないし、手数の少ないフライという感触やった。
そんなら別に机やイスがなくても、その気になれば車の中やテントの中、床に寝そべってもタイイングできそうやし、色のバリエーションや他の材料を足したり調整することで、色んな場面に対応できて遠征にも向いた毛鉤やなとなった。『フライの雑誌』を買った時点で、もう北海道行きギリギリやったから、急いで色んな色のオーストリッチを用意して北海道に向かった。
北海道のモンカゲロウで、実際に巻いて使ったのは、、、
上記は『フライの雑誌』次号第90号特集「クロスオーストリッチを巡って」(仮題)より、各地の釣り人からの報告の一節。
90号では全国的に尻上がりに注目度が上がっている「クロスオーストリッチ」について、開発者の島崎憲司郎さんにくわしく解説していただく。もちろんタイイングも。
そんなわけで少し入れ込みすぎました。本来次号『フライの雑誌』は8月末発行のはずなのですがすでに9月初旬に遅れ、さらにまた遅れるかもしれない状況です。ごめんなさい。また報告します。