電車の中吊り広告に出ていた『anan』の最新9月26日発売号の特集は、「1年後、3年後、10年後のハッピーは自分が作る! 未来予想図の描き方」だ。一方、『フライの雑誌』の最新8月20日発売号の特集は、「これからの10年をどう釣るか 釣り人の未来予想図」だ。そうか、ウチのテーマの立て方は『anan』的だったのかと、京王線に揺られながら妙に納得した。
『anan』の表紙では吉田美和と松下奈緒が寄り添って笑っているのに対して、『フライの雑誌』の表紙では釣られたブラウントラウトがでっぷりした腹で横たわっているという、ちょっとした違いはあるにせよ、閉塞感たっぷりの現代を生きる同時代人としてのシンクロニシティが、彼我の間にあったのかとも思う。
ただし、『anan』の第一記事は「明日、恋したい!と願うあなたへ。本物の恋との出合い方&育て方」で、『フライの雑誌』の第一記事は「 お盆に突然、血尿が…」なので、シンクロしてますねなんて言われても向こうは困るだろうけれど、まあこちとらフライマンですから。
どちらかというと私はしつこいようだが、はいだしょうこお姉さんとシンクロしたい。