TXであややと平山みきが<世代の違う歌手競演>とやらで「時の流れに身をまかせ」をデュエットしているシーンに遭遇した。あれはひどい。力が違いすぎる。あややつぶしなのか。どうでもいいけど。
多摩川の畔を歩いていたら人だかりが。近づくと次号寄稿者のSさんがヘラ台に座って大物を寄せている最中だ。「Sさん、ヘラもやるんだ」と声をかけたら、Sさん振り向いてにかっと笑い「ヘラも釣るよ〜」。すると周囲のギャラリーがただならぬ気配で騒ぎ出した。「そんなのあったりまえじゃんか」「誰にモノ言ってるんだ」。「ヘラも釣るよ〜、なんでも釣るよ〜」。Sさん立ち上がり笑った顔のままものすごい勢いで飛びかかってきた。私は思わず身をかわした。「なんでも釣るよ〜」。Sさんとギャラリーが団子となって追いかけてくる。私は逃げながら「昼は釣りで夢も釣りかよ」とこぼしてる。『フライの雑誌』77号の編集がいよいよもって佳境である。